バウンスシャッセ(リッチダンサーの11) 第5戦


キャロットクラブ出資愛馬第20号は、母馬と厩舎の魅力で選んだ馬。

母リッチダンサーは産駒からは2000ギニーGT3着馬を輩出しており、 日本でもホーカーテンペストが芝のマイルで4勝を挙げオープン入り。続く愛馬のフロアクラフトもオープン特別で2着、オークス GTで5着と力を見せる。

ホーカーテンペストはデビュー前にその素晴らしい馬体が話題になった馬で、馬体にこだわる私としては安価だし飛びつきたい母の産駒。日本でも産駒は能力を見せ、やはり母リッチダンサーの仔出しは相当良いと考える。安価で2、3勝馬を目指す私がリッチダンサーの仔を買うのは必然。

今回は関東馬だが、藤沢和雄厩舎となれば別格。アフロディーテでも満足させていただいたし、なんと言っても師の大ファン。この金額で藤沢和雄厩舎というものお得感満載。ましてや馬も素晴らしい。よく約68パーセント程度の抽選を勝ち抜いたものだ。


デビュー前の追い切りはコース全体の5番時計を計時するなど、2歳新馬としては破格の動き。そしてレースもスタート直後にコーナーという外枠不利なコースで大外枠になるも完勝!!見事デビュー戦を飾る。

そこから重賞に連続挑戦するも馬場が悪すぎたり、距離が短く忙しかったりと出番なしの大敗。

しかし、前走2000mの500万特別では強力なライバルを寄せ付けず圧勝!!3歳1月とかなり早い段階で2勝目を挙げ、クラシックへの期待は高まる。

しかも前走は時計も非常に優秀で競馬ブックのスピード指数は90.8!!阪神JF GT2着のハープスターが91.9なので重賞でも上位でやれそうな数字。


前走後、特に異常はないものの、今後を見据えて1月8日にノーザンファーム天栄に放牧に出ましたが、2月19日に美浦トレセンに帰厩しました。


予定通り3月21日 中山11R 第28回 フラワーカップ GV 3歳オープン 芝1800m 牝馬限定 国際に出走!!

鞍上は北村宏司騎手。

フルゲート16頭のところに特別登録数は25頭。火曜日の想定段階では想定数は22頭。結局5頭が除外されフルゲートの16頭で確定。

1着/3番人気!!

まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の重賞制覇おめでとうございます。

そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございます。


ついにエスポワールシチー以外の馬で中央の重賞を制覇!!

しかも入会以来なかなか2勝以上の馬が出てこなかったキャロットクラブでの愛馬の活躍が本当に嬉しい。そして芝の重賞を勝てたことがまた嬉しい。

これで2年連続のオークス出走もほぼ確定。今年も東京に行く機会が増えそう。

藤沢和雄先生は私がレース前に言っていたように皐月賞GT行きを明言。そりゃ、これだけ中山実績のある馬。牡馬との戦いでも中山芝2000mは魅力。そしてローテ的にも一番最適。

皐月賞→オークス(ダービー?)→秋華賞→エリザベス女王杯と賞金的にも出走は確定!!今年は楽しみが多すぎる。

強い馬は故障が心配なので、とにかく無事に行って欲しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村宏司騎手と藤沢和雄調教師のコメントを掲載。

(2014年3月24日完結)

2014年1月9日立ち上げ

●前走後、特に異常はないものの、今後を見据えて1月8日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました

 前走は非常に強い内容で早くも2勝目を挙げてくれた我らが愛馬バウンスシャッセ。次はクラシック、特に最大の目標であるオークスGTを見据えて1月8日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました。

 スポーツ新聞各紙によりますと、次走は3月21日 中山11R 第28回 フラワーカップ GV 3歳オープン 芝1800m 牝馬限定 国際を予定ということですから、逆算して2月の中旬くらいに戻されるのではないでしょうか。前走圧勝した中山ですから、重賞でも勝ち負けできそうな気がします。おそらく多くの出走馬は1勝馬でしょうし。連に絡んで賞金を加算することができれば、オープン馬として夢が広がりますね。

 晩生のロブロイ産駒ですし、まだまだ強くなる余地があると思います。楽しみです。ただ、この血統は荒れた馬場や濡れた馬場は苦手なので、今後も天候や馬場状態は常に気になりますね。

これ以降は2014年2月20日に作成

●2月19日に美浦トレセンに帰厩しました

 2月19日に更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告によりますと、前走2勝目を挙げた後、今後を見据えて1月8日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されていた我らが愛馬バウンスシャッセですが、2月19日に美浦トレセンに帰厩したということです。

 勝った時は2回ともレースの1か月ほど前から厩舎でビッシリの乗り込まれていましたから、今回もそのパターンでレースに挑むことになるでしょう。次走予定のフラワーカップまでは約1か月ありますから、ここからしっかりと仕上げて、今回も良い結果を出して欲しいですね。

これ以降は2014年3月17日に作成

●気になる特別登録表(3月21日 中山11R フラワーカップ GV)

特別登録表 3月21日 中山11R 第28回 フラワーカップ GV 3歳オープン 芝1800m 牝馬限定 国際

第1回登録完了馬 全25頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ヴァンデミエール 柴田未崎 54.0  3/15 アネOP 中山芝1600 16 12 12
ヴィータアレグリア 大野拓弥 54.0  3/02 500万 中山芝1800 11
エクセレントビュー 内田博幸 54.0  3/02 500万 中山芝1800
カレンコティヤール 三浦皇成 54.0  2/22 500万 京都ダ1400
クリスマス 田辺裕信 55.0 12/08 阪神GT 阪神芝1600
ショウナンパンドラ 浜中俊 54.0  2/08 エルOP 京都芝1600
スマイルシャワー 54.0  1/13 未勝利 中山芝1600
ダイワソフィー 丸田恭介 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 12
チョコレートパイン 武豊 54.0  2/08 エルOP 京都芝1600
ディルガ 田中勝春 54.0  2/01 梅花5下 京都芝2400
デルマサリーチャン 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 14 12 15
トシザキミ 54.0  3/02 500万 中山芝1800
ニシノアカツキ 後藤浩輝 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 11
バウンスシャッセ 北村宏司 54.0  1/06 寒竹5下 中山芝2000 10 14
パシフィックギャル シュタルケ 54.0 11/02 アル重賞 東京芝1600
ベストリーダー 西田雄一郎 54.0 10/14 新馬 東京芝1600
ホクラニミサ 松岡正海 54.0  2/02 未勝利 東京芝1600
マイネオーラム 柴田大知 54.0  3/02 500万 中山芝1800
マイネグレヴィル 石橋脩 54.0  1/19 京成GV 中山芝2000 13
マローブルー 54.0  3/09 未勝利 中山芝1800
ミスウインストン 吉田豊 54.0  2/02 500万 東京芝1800 10
ムードスウィングス 54.0  2/02 500万 東京芝1800
ヤマニンアリエッタ 54.0 12/08 阪神GT 阪神芝1600 14 16 11
ラインカグラ 蛯名正義 54.0  2/24 共同GV 東京芝1800 13
リーサルウェポン 戸崎圭太 54.0  2/18 未勝利 東京芝1600

特別登録時のみどころ デイリー馬三郎

 トライアルではないが、直近10年の桜花賞(4月13日・阪神、芝1600m)で(2・2・1・10)の成績を残す。11年は東日本大震災の影響で阪神で行われた。1番人気馬は(4・4・1・1)と安定感十分。ステップ別では500万下組が6勝と重賞(2勝)を使われていた馬をしのぐ。
 
 阪神JFでクリスマスは最速タイの上がりを駆使してC着。前哨戦のアルテミスSでのF着でささやかれた距離への不安を一蹴してみせた。上位3頭には離されたが、ラストは目の覚めるような脚で猛追。実績では抜けた存在で、2歳GTでつけられた0秒2の差を埋める意味でも、課題の精神面の成長にも注目したい一戦だ。
 
 エルフィンSでA着したショウナンパンドラが東上する。道悪の前走はマイペースの逃げ馬をとらえられなかったが、上がりは次位に0秒6差をつける最速の数字をマークした。初勝利を挙げたとはいえ、気負いや外を回る粗削りな面が見られた2戦目よりも内容は確実に良化。序盤をじっくり運べる分、1F延長もプラスになる。
 
 人気薄でA着したフェアリーSに続き、デイリー杯クイーンCでも不向きな展開でしっかりと脚を伸ばしてB着に好走。重賞で2戦連続して最速の上がりをマークして、ニシノアカツキが完全に軌道に乗った。コース変わりは不問。初タイトルが視界に入ってきた。
 
 2勝目が遠いパシフィックギャルだが、緩さを残したなかでもABA着と安定した戦いぶりを見せてきた。勝ち馬に半馬身差で続いたアルテミスS以来の実戦。成長を促す期間があったことで心身両面で上昇が見込める。重賞タイトル獲得で大舞台に駒を進めるか。
 
 チョコレートバインは2戦目も京都に遠征してエルフィンSでB着。430キロ台と小柄で道悪もこたえた感があった。寒竹賞を制したバウンスシャッセは波のある戦績。ただ、大敗は極悪馬場の札幌2歳Sと若干忙しいアルテミスS。良馬場の9F戦ならV争いに。
競馬ブック 有力馬のポイント


ショウナンパンドラはディープインパクト産駒で母がステイゴールドの妹。クラシックでの走りを是非見たい良血だ。未勝利勝ち直後のエルフィンSで2着し、まだ上積みを見込める臨戦過程。1800メートルでデビューし、2000、1600メートルにも対応。それだけセンスがいい。悪くても賞金加算はしておきたい。

 チョコレートバインは関東馬だが京都でデビューし、エルフィンS3着。キャリアを思えばこちらも上々だろう。アーリントンC2着のオリービンを兄に持ち、活躍が期待できる血筋。中山なら輸送の負担が少なく、中間も強目の追い切りを消化できた。初コースでも前走以上に期待できそう。

 クリスマスは函館2歳Sを勝ち、暮れの阪神JF4着。この顔ぶれでは一枚上の実績を誇る。後手に回ったのは誤算だろうが、目を引く伸びでマイルを克服。前走のような競馬ができれば更に距離が延びても対応可能だろう。少し馬体が減り過ぎていた嫌いがあるので、休養はプラス材料に。

 ニシノアカツキはフェアリーS2着で賞金を加算。続くクイーンCで3着し、重賞で安定した実力を示してきた。1800メートルは1度走って8着だったが、当時は休み明け。血統面からは何ら不安は感じさせない。差し一手だが、流れが速くなれば一気に台頭する。

 バウンスシャッセは新馬を勝ったあと二桁着順が続いたが、自己条件の寒竹賞は余力のある勝ちっぷりだった。1600メートルのアルテミスSの敗因は距離が忙し過ぎたことにもあったようだ。前走の機動力ならこの相手でも要注意。

 パシフィックギャルは新馬を勝ったあと3着を外さない活躍。2勝目が遠いが、前2走はマーブルカテドラルが相手だったし、高いレベルで安定している。中山1800メートルを経験しているのは強み。

 マイネグレヴィルは札幌2歳Sで3着の牡馬に7馬身差。前走の京成杯5着も評価できる。一方でアルテミスSは6着と安定しないが、先行力を生かせるようなら。

 エクセレントビューは新馬勝ち直後のフェアリーS4着。能力は高い。前走は後手に回って早目に脚を使う形。スムーズなレースができれば見直す手は十分。

JRA−HP

中山競馬場・芝1800mを舞台に行われているフラワーCは、桜花賞→オークスと続く牝馬クラシックロードの関東圏における重要な前哨戦となっている。過去10年の優勝馬の中から、2004年のダンスインザムードが桜花賞を、2005年のシーザリオがオークスを、そして、2006年のキストゥヘヴンが桜花賞を制し、3年連続で大輪の花を咲かせた。桜の開花も間近に迫った中山ターフで輝きを放ち、クラシックの舞台へ進むのはどの馬か? 夢を抱いた乙女たちの熱戦から目を離せない。

クリスマス(牝3・斎藤誠)は、昨夏の函館開催でデビュー。初戦のメイクデビュー函館(芝1200m)で圧倒的なスピードを披露して7馬身差の圧勝劇を飾るとともに、2歳コースレコード(1分09秒3)を樹立。豊かな将来性をアピールした。そして、2戦目の函館2歳Sでは2番手追走から直線で楽に抜け出して快勝。世代最初の重賞ウイナーとなったのは記憶に新しい。マイル初参戦のアルテミスSで7着に敗れて連勝は「2」でストップしたが、暮れのGI・阪神ジュベナイルフィリーズでは7番人気ながら4着に善戦。それまでのスピードを活かした戦法ではなく、最後方に近い位置から強烈な末脚を繰り出して掲示板を確保しており、新たな一面を見せたという意味でも収穫の大きな一戦だった。そのあとは放牧で英気を養い、ここは約3か月半ぶりの実戦となるが、仕上がりも順調だけに、主役候補の一頭に挙げられそうだ。

バウンスシャッセ(牝3・藤沢和雄)は、正月の中山開催で500万下の寒竹賞(芝2000m)を快勝。一躍、クラシック候補に名乗りを上げた。このレースでは、絶好の手応えで好位を追走。4コーナーでポジションを上げると、直線でも力強い末脚を発揮して抜け出した。中山・芝2000mを2分00秒8の好タイムで優勝。同じ1回中山開催の京成杯でプレイアンドリアルがマークした勝ち時計が2分01秒1だったことを考えれば、価値が高い。しかも、牡馬を相手に早めに先頭に立って押し切るという横綱相撲だった点も見逃せないところだ。レース後は放牧でリフレッシュ。今回は2か月半ぶりの実戦で仕上がり面がポイントになるが、入念な乗り込みを消化しており、15日の1週前追い切りは美浦南Wコースで5ハロンから併せ馬を敢行して上々の動きを披露。休み明けから能力を発揮できる状態で参戦できそう。

ショウナンパンドラ(牝3・高野友和)は、伯父にステイゴールド、近親にサッカーボーイ、ドリームパスポートなどの活躍馬を持つ厩舎期待の良血馬。デビュー2戦目の未勝利(京都・芝2000m)を息の長い末脚で制して早くも素質の高さをアピールしたが、あらためて非凡な能力を示したのが、前走のオープン特別・エルフィンS(京都・芝1600m)だった。1000m通過タイムが62秒9というスローペースの中、後方待機から大外を回って強襲。メンバー中最速となる上がり3ハロンタイム(34秒0、推定)をマークして2着に追い込んだ。その時の馬体重が426キロと小柄な馬だが、末脚の切れ味は紛れもなく一級品。距離が延びればさらに良さが出そうなタイプだけに、これからが楽しみな器だ。初めて経験する関東圏までの長距離輸送で馬体重が減らなければ、勝機は大きく広がりそう。

パシフィックギャル(牝3・手塚貴久)は、デビューから4戦を消化して、〔1・2・1・0〕を記録。まだ4着以下が一度もない安定感が魅力だ。2戦目の500万下・アスター賞(中山・芝1800m、2着)で牡馬のウインマーレライ(1着)とハナ差の大接戦を演じた際は、3コーナーから先頭を奪っての粘り込み。その一方で、3戦目のオープン特別・芙蓉S(中山・芝1600m、3着)は後方から一気に追い込んでの上位進出だった。キャリアは浅いものの、すでに多彩な戦法を身につけており、どんな流れにも対応可能な点はアドバンテージと言えるだろう。今回は昨年11月のアルテミスS(2着)以来約4か月半ぶりのレースになるが、帰厩後は調教で軽快なフットワークを披露しているように、出走態勢は着々と整ってきた印象だ。気性的にも鉄砲使いは利くタイプで、復帰初戦から好勝負が期待される。

マイネグレヴィル(牝3・和田正道)は、前走の京成杯で牡馬相手に5着と健闘。また、昨夏の札幌2歳S(函館・芝1800mで開催)では、のちに阪神ジュベナイルフィリーズを制してJRA賞最優秀2歳牝馬に選出されるレッドリヴェール(1着)とクビ差の接戦を演じて2着に好走した。牝馬ながらも豊富なスタミナの持ち主で、上がりの速いレースで瞬発力を要求される競馬は苦手だが、京成杯のように積極策から粘り強さを活かす競馬ができれば、チャンスは十分と見てもいいだろう。さらに、雨が降って力を要する馬場コンディションになれば、大きく浮上してきそうだ。

ニシノアカツキ(牝3・武藤善則)は、前々走のフェアリーSで大外を強襲して勝ち馬のオメガハートロックからクビ差の2着に好走。このレースで記録した上がり3ハロン35秒2(推定)は、メンバー中最速の数字だった。また、前走のクイーンCでもメンバー中最速タイとなる34秒0(推定)の末脚を駆使して3着に善戦。ここへきての地力アップが目立つ存在だ。追い込み脚質で展開に注文がつくタイプだが、末脚の破壊力は一級品。脚を余した感がある前2戦の内容からも、200mの距離延長はプラスに働く公算が大きい。

チョコレートバイン(牝3・加藤征弘)は、父がディープインパクト、母がフランスでG2 を2勝したシャンクシーという良血。関東馬ながら、初戦は関西遠征を敢行し、1月11日に行われた芝1600mのメイクデビュー京都に出走。武豊騎手とのコンビで先行策から楽に抜け出して初陣Vを飾っている。そして、2戦目も同じ舞台のオープン特別・エルフィンSに挑戦し、重馬場に苦労しながらも3着を確保と、高い能力を示した。キャリアはまだ2戦と浅いが、センスの良さに加えて、末脚の切れ味も非凡。良馬場でラストの瞬発力が活きるレースになれば、有力な優勝候補に挙げられそうだ。

ステイゴールド産駒のマイネオーラム(牝3・高橋義博)は、半兄に一昨年の弥生賞優勝馬コスモオオゾラ(父ロージズインメイ)を持つ血統面が魅力。昨夏の新潟開催でデビュー2戦目の未勝利(芝1800m)を大外強襲の豪快な末脚で優勝、高い将来性をアピールしている。そのあとは大きく崩れていないものの、なかなか勝ち鞍を挙げることができなかったが、前走の500万下(中山・芝1800m)で待望の2勝目を記録。再び軌道に乗ってきた印象だ。初勝利は中団追走から鋭い末脚を発揮しての差し切り勝ちだったが、2勝目は3番手から抜け出すセンスの良い内容でのV。自在性が出てきた点は強調できる材料だろう。兄も輝いた春の中山ターフで重賞初制覇にチャレンジする。

エクセレントビュー(牝3・高柳瑞樹)は、前々走のフェアリーSで勝ち馬から0秒2差の4着に健闘。デビューから僅か2戦目にして、重賞でも通用する見通しを立てた素質馬だ。2勝目を目指した前走の500万下(中山・芝1800m)は、1番人気の支持を受けながら直線で伸び脚を欠いて9着に敗れたが、レース前からテンションが高くなってスタミナを消耗したことが敗因。落ち着いてレースに臨むことができれば、巻き返しは十分可能だろう。1996年の桜花賞馬ファイトガリバーを祖母に持つ血統的背景からも、将来が嘱望される一頭だ。メイクデビュー中山(芝1600m、1着)で見せた末脚の切れ味を再現できれば、このメンバーに入っても侮れない。

デルマサリーチャン(牝3・堀井雅広)は、前走のクイーンCで14番人気と伏兵的な存在だったが、後方追走から直線でインコースに進路を取って目を引く末脚を披露し、5着に善戦。他の馬のステッキがこの馬に当たってひるむ場面がなければ、さらに上位を狙えた脚色だった。父ホワイトマズル、母の父ダンスインザダークという血統だけに、前走から200m距離が延びてプラスアルファが見込めそう。直線が短い中山・芝コースを克服できるかどうかが鍵となる。

これ以降は2014年3月18日に作成

●気になる出馬想定表(3月21日 中山11R フラワーカップ GV)

出馬想定表 3月21日 中山11R 第28回 フラワーカップ GV 3歳オープン 芝1800m 牝馬限定 国際
全22頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ヴァンデミエール 柴田未崎 54.0  3/15 アネOP 中山芝1600 16 12 12
ヴィータアレグリア 大野拓弥 54.0  3/02 500万 中山芝1800 11
エクセレントビュー 内田博幸 54.0  3/02 500万 中山芝1800
クリスマス 田辺裕信 55.0 12/08 阪神GT 阪神芝1600
ショウナンパンドラ 浜中俊 54.0  2/08 エルOP 京都芝1600
スマイルシャワー 木幡初広 54.0  1/13 未勝利 中山芝1600
ダイワソフィー 丸田恭介 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 12
チョコレートパイン 武豊 54.0  2/08 エルOP 京都芝1600
ディルガ 田中勝春 54.0  2/01 梅花5下 京都芝2400
デルマサリーチャン 嘉藤貴行 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 14 12 15
トシザキミ 54.0  3/02 500万 中山芝1800
ニシノアカツキ 後藤浩輝 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 11
バウンスシャッセ 北村宏司 54.0  1/06 寒竹5下 中山芝2000 10 14
パシフィックギャル シュタルケ 54.0 11/02 アル重賞 東京芝1600
ベストリーダー 西田雄一郎 54.0 10/14 新馬 東京芝1600
ホクラニミサ 松岡正海 54.0  2/02 未勝利 東京芝1600
マイネオーラム 柴田大知 54.0  3/02 500万 中山芝1800
マイネグレヴィル 柴田大知 54.0  1/19 京成GV 中山芝2000 13
ミスウインストン 吉田豊 54.0  2/02 500万 東京芝1800 10
ヤマニンアリエッタ 54.0 12/08 阪神GT 阪神芝1600 14 16 11
ラインカグラ 蛯名正義 54.0  2/24 共同GV 東京芝1800 13
リーサルウェポン 戸崎圭太 54.0  2/18 未勝利 東京芝1600

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在22頭出馬想定されています。

これ以降は2014年3月19日に作成

●追い切り情報(3月19日更新)

前走前 1月3日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.7
3F 39.3
2F 25.9
1F 12.5
サトノフェラーリ(3歳500万下)馬なりを0.4秒追走0.2秒先着



2月20日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.9
3F 43.5
2F 29.0
1F 14.6


2月23日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.4
3F 40.1
2F 25.9
1F 12.8


2月26日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.7
3F 45.5
2F 29.9
1F 14.7


2月27日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
ブノワ
4F 53.3
3F 38.5
2F 25.2
1F 12.6
レッドシェリール(3歳未勝利)馬なりを0.7秒追走0.1秒先着


3月1日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.0
3F 45.4
2F 30.0
1F 14.8


3月2日 美浦南坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.0
3F 38.7
2F 25.2
1F 12.7
ハタノエンジェル(3歳未勝利)馬なりを0.3秒追走同入


3月5日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

柴山雄一
5F 68.3
4F 52.1
3F 39.0
1F 13.7[8]
アンレール(古馬1000万下)一杯の外を0.9秒先行0.1秒先着


3月9日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
横山義行
4F 55.5
3F 40.1
2F 26.0
1F 12.8
ハードロッカー(古馬1000万下)馬なりを0.3秒追走同入


3月11日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.5
3F 46.7
2F 30.7
1F 14.5


3月12日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

杉原誠人
4F 51.2
3F 37.8
1F 13.0[6]
ホルボッシュ(3歳500万下)馬なりの内を0.4秒追走同入


3月15日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

横山義行
5F 66.3
4F 50.9
3F 38.1
1F 13.1[7]
ホルボッシュ(3歳500万下)馬なりの内を0.6秒追走


3月18日 美浦南坂路 良馬場 末強めに追う
1回
横山義行
4F 計測不能
3F 計測不能
2F 計測不能
1F 計測不能
ホルボッシュ(3歳500万下)馬なりに同入
 2月20日、帰厩後15−15程度の追い切りをかけられました。ここからレースまで約1か月。しっかりと乗り込んで、素晴らしい動きを見せて欲しいですね。

 2月23日、ハロン13秒程度の速い追い切りをされています。こんな感じでまだ約1か月先のレースに向けてビシビシやっていくのでしょうね。これで結果を残しているのですから、結果が出なくなるまで、このパターンで良いと思います。次も結果を出して欲しいですね。

 2月26日、ほとんど時計にならない程度の15−15で追い切られました。明日か明後日に速いところをするのではないでしょうか。

 2月27日、格下馬を大きく後ろから追いかけてしっかりと先着しています。鞍上が前走バウンスシッセを勝ち上げてくれた体重の軽いグレゴリー・ブノワ騎手ですが、それでもこの段階としてはいい動きですね。
 以下は同日(2月27日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「フラワーカップを目指して早めに戻させていただきましたし、じわじわと上げてきていますよ。基本的に坂路を用いてじっくり乗り込みながら進めてきていて、今朝もダートコースから坂路へ入って動かしました。しっかり動かして身のこなしも悪くないし、いいんじゃないかな。やっぱり新馬を勝ったようにいいものはあるぞ(笑)。4週目に向けてしっかりやっていきます」(藤沢和師)3月21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に出走を予定しています。
 というように、藤沢和雄先生もご満悦のようです。鞍上がまだ発表になりませんが、ブノワ騎手は今週末までの短期免許ですし、北村宏司騎手か或いは今後来日する外国人騎手か。いずれにしても良い騎手を乗せて貰えることは間違いないと思いますが。

 3月1日、15−15で追い切られています。

 3月2日、木曜日に続き日曜日もハロン13秒を切る程度の速い追い切りをされています。木曜日はジョッキー騎乗でしたが、今回は助手さんですし、同じような時計でも今回の方が動いていると思います。相変わらずハードな調教過程ですが、いつもこの位で結果を残していますし、今回もいい結果を残してくれるでしょう。21日が待ち遠しいですね。

 3月5日、柴山雄一騎手に調教をつけていただきました。
以下は同日(3月5日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「いや〜、やっぱり具合はいいな(笑)。状態を見ていてもいいし、少し大きくもなったように感じます。これからの馬でしょうが、この短い期間でも成長を感じさせてくれるし、大事にしたい馬ですね。今朝は少し動かして時計を出しました。アンレールと動かしたのですが、バウンスの動きのほうが優勢でしたね。2頭では過程の違いもあるから優劣はあまり気にしなくていいですが、いい感じで来れているのは確かなので再来週の競馬が楽しみです」(藤沢和師)21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
 ということで、藤沢和雄調教師も3週連続”(笑)”がでるほどの惚れ惚れする動きのようです。成長を感じるとおっしゃっているのが特に嬉しいですね。そして鞍上はやはり北村宏司騎手のようですね。厩舎のステーブルジョッキーですし、期待の程が窺えます。レースが待ち遠しいですね。

 3月9日、体重の軽いジョッキー騎乗とはいえ、古馬1000万下の馬を後ろから追いかけて同入しています。相変わらずいい動きですね。キャロットクラブは桜花賞も皐月賞も1番人気で出走しそうですしバウンスシャッセもこの勢いに乗じてオークスは上位人気で出たいですね。

 3月11日、16−16−15−15程度で追い切られています。いつものようにハードな調教が続きます。
 以下は3月5日の追い切り後のデイリー馬三郎の森元記者の記事です。
 「フラワーカップに向けて、久々にコース追いを敢行。以前より力強さを増した印象があり、今なら重賞でも楽しめそうだ」
 ということで、調教師、専門誌の記者さん共に以前よりも力強さを感じられている模様。バウンスシャッセの前走は先週の弥生賞GUの勝ち時計よりも速く、当然牝馬限定のレースなら状態も良く勝ち負けだと思います。しっかりと賞金加算をしてこれからもオープン戦を走りたいですね。

 3月12日、寒竹賞の1、2馬の豪華な追い切りですね(笑)。競馬ブックでも”シャープな脚捌き”と非常に高い評価をいただいております。以前のバウンスシャッセのウッドチップでの時計は4F56.0(2013年10月)ですから、体重の軽いジョッキー騎乗とはいえ見違えるほどの動きです。欲を言えば、もう少し終いの時計が速ければ良いのでしょうが、出走は来週ですし、非常に良い状態で臨めそうですね。
以下は同日(3月12日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「今日の追い切りに跨らせていただきました。前回は坂路を主体に動かしていましたが、今回はウッドチップコースにて追い切りを行っています。率直な感想はというと“いい”ですね。具合の良さを感じられるし、今日の動きから気になる部分、注文をつけたくなるところはそこまで感じませんでしたよ。来週の重賞が予定のレースですが、今から楽しみですね」(杉原騎手)21日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
 本日追い切りに跨がっていただいた杉原誠人騎手をして”いい”状態に思えたようです。距離が短くなるのは不安ですが、デキは良いですし、2勝馬ですから受け手立つ身。堂々といいレースをしたいですね。

 3月15日、金曜日の出走ですから土曜日に強めに追い切られています。動きは素晴らしく状態は万全ですね。次の火曜日か水曜日にしっかりと追い切って仕上げでしょうね。重賞でも勝ち負けできると思います。

 3月18日、正直計測不能なのでこの数字を見るだけではわかりませんので、他者の評価を引用します。競馬ブックは”馬体充実目を引く”とかなり高い評価です。デイリー馬三郎では
以下は同日(3月18日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「出走を予定しているフラワーカップが金曜日のため追い切りは火曜日に行うこととなりました。ここ最近はコースでしっかりと動かすメニューを課していたため今回は坂路でしっかりと動かして本番に備えるという形を取ることにしたんです。ホルボッシュ(3歳500万下)とペアを組んで坂路に入ったのですが、調教時計はエラーになってしまいました。相手が稽古でもしっかり動くタイプで、なおかつで前向きに走っていたため追走して最後まで並びかけることはできませんでしたが、最後までしっかりと食らいついていましたし、動きは良かったと思いますよ。相手が4ハロン50秒5でしたから同等かそれに近いくらいの時計になっているのではないかと思いますし、しっかりと攻められました。特に今回の調整過程は具合の良さを感じさせてくれていますし、ここの舞台でもいい競馬を期待したいですね」(大江原助手)
 ということだそうです。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。前走前ほどではないと思いますが、先を見据えている分もあるのでしょう。しかし、調教過程は素晴らしく力は出せる状態だと思います。問題は馬場のコンディションですね。痛み具合や滑る馬場だと以前からっきしでしたからねぇ(苦笑)。

●出馬確定表

出馬確定表 3月21日 中山11R 第28回 フラワーカップ GV 3歳オープン 芝1800m 牝馬限定 国際
全22頭 フルゲート 16頭  
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ヴィータアレグリア 大野拓弥 54.0  3/02 500万 中山芝1800 11
エクセレントビュー 内田博幸 54.0  3/02 500万 中山芝1800
クリスマス 田辺裕信 55.0 12/08 阪神GT 阪神芝1600
ショウナンパンドラ 浜中俊 54.0  2/08 エルOP 京都芝1600
スマイルシャワー 木幡初広 54.0  1/13 未勝利 中山芝1600
ダイワソフィー 丸田恭介 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 12
チョコレートパイン 武豊 54.0  2/08 エルOP 京都芝1600
ディルガ 田中勝春 54.0  2/01 梅花5下 京都芝2400
デルマサリーチャン 嘉藤貴行 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 14 12 15
ニシノアカツキ 後藤浩輝 54.0  2/18 クイGV 東京芝1600 11
バウンスシャッセ 北村宏司 54.0  1/06 寒竹5下 中山芝2000 10 14
パシフィックギャル シュタルケ 54.0 11/02 アル重賞 東京芝1600
ベストリーダー 西田雄一郎 54.0 10/14 新馬 東京芝1600
ホクラニミサ 松岡正海 54.0  2/02 未勝利 東京芝1600
マイネオーラム 丹内祐次 54.0  3/02 500万 中山芝1800
マイネグレヴィル 柴田大知 54.0  1/19 京成GV 中山芝2000 13
マローブルー 石橋脩 54.0  3/09 未勝利 中山芝1800
ミスウインストン 吉田豊 54.0  2/02 500万 東京芝1800 10
ラインカグラ 蛯名正義 54.0  2/24 共同GV 東京芝1800 13
リーサルウェポン 戸崎圭太 54.0  2/18 未勝利 東京芝1600

表中 騎手の太字は乗り替わり 灰色は非当選除外

 エクセレントビュー(内田博幸騎乗予定)、カレンコティヤール(三浦皇成同)、ダイワソフィー(丸田恭介同)、デルマサリーチャン(嘉藤貴行同)、ラインカグラ(蛯名正義)の5頭が非当選除外になりました。

●中山芝1800mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前。ゲートが開いてすぐに急坂が待ち構えている。
 最初の1コーナーまでの距離があまり長くないため、スタート後のポジション取りがポイント。逃げ・先行馬が内枠を引いた場合はすんなり行けるが、外枠だと厳しくなる。
 1〜2コーナーでの攻防でレースの流れが決まる。ペースが緩めば前が残り、速くなれば差し馬が来る。ただし、重賞クラスになるとスローペースになりにくく、単純な上がりの競馬にはならない。
 一貫して淀みない前掛かりの展開になりやすく、後方からの追い込みも決まる。ただし、ベストの脚質は先行抜け出し。
 右回りのローカル競馬場の芝1800mに通じるコース適性が要求され、脚質を問わずこの距離で実績がある馬がよく走る。また、この舞台を得意とするコース巧者の馬が出現しやすい。
有利な枠順 内枠
有利な脚質 先行
ポイント コース・距離適性
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、横山典弘、蛯名正義、柴田善臣、後藤浩輝
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分52秒4 1分52秒9 1分52秒2 1分56秒8
2歳未勝利 1分50秒7 1分53秒2 1分52秒4
2歳500万 1分48秒2
2歳オープン 1分50秒2
3歳新馬 1分52秒6 1分52秒0 1分54秒1 1分56秒2
3歳未勝利 1分50秒3 1分51秒5 1分52秒1 1分53秒4
3歳500万 1分49秒8 1分52秒0 1分52秒3 1分51秒3
古馬500万 1分49秒0 1分49秒8 1分50秒9
古馬1000万 1分48秒7 1分49秒4 1分49秒8 1分52秒8
古馬1600万 1分48秒5 1分48秒1 1分50秒8
古馬オープン 1分48秒2 1分49秒6 1分49秒5 1分51秒7

これ以降は2014年3月20日に作成

●騎手は北村宏司騎手 ほっさん評価「A−」

 今回のバウンスシャッセの鞍上は元藤沢和雄厩舎所属騎手で、いまや名門・藤沢和雄厩舎のステーブルジョッキーである北村宏司騎手です。昨年は101勝と大台に達し、名実共に日本のトップジョッキーです。しかし、GTや重賞で結果をなかなか残せていないという欠点はあります。今回重賞ですから大一番での強さが問われるところですが、そういう意味では少し頼りない騎手と言えます。また、バウンスシャッセへの騎乗は2度目ですが、前回は重賞で10着と良いところがありませんでした。

 しかし、勝ち数が示しているように技術は相当で馬の力以上のものは引き出せないかも知れませんが、馬の能力は最大限引き出してくれると思いますし、期待しています。


 私ほっさん愛馬への騎乗は今回で7回目ですが、特にマドリードシチーでの走りが印象的で、自厩舎の武士沢友治騎手ばかりを乗せる中野渡清一調教師が珍しく違うジョッキーを乗せてきた(武士沢友治騎手が福島遠征の為)その人が、この北村宏司騎手でした。
 それまでいいところがなかったマドリードシチーを7着と出走奨励金を貰える着まで頑張らせ、当時素晴らしい騎乗だったと感銘を受けたことを今でも鮮明に覚えています。もちろん、その当時とは比べ物にならないほど技術も上達されています。

 また、当サイトの常連様の持ち馬ビンテージチャートやオッキオディガットを7番人気で勝ちあげるなど、頼もしい限り。当然その手腕に対する期待は大きく、非常に楽しみです。


 2014年3月20日現在、JRA通算1002勝。GT1勝、重賞22勝。勝率9.0パーセント、連対率17.8パーセントといずれもなかなかの数字である。

 昨年(2013年)は101勝、勝率11.2パーセント、連対率20.7パーセント、本年(2014年)ここまで21勝で全国騎手リーディングの堂々5位です。勝率9.8パーセント、連対率21.4パーセントはもはや一流の成績です。



 北村 宏司(きたむら ひろし)は1980年7月24日生まれの33歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属(フリー)の16年目の騎手である。デビューから長年藤沢和雄厩舎所属だったが、2011年1月1日付けでフリーになった。


 馬術の国体選手だった父親が、家で馬を飼っていたこともあり、幼少の頃から乗馬に親しんでいた。

 1999年に騎手デビュー。同期には二本柳壮、高田潤らがいる。初騎乗は同年3月6日、中京競馬第4競走のイブキアーンドランで、16頭立ての16着だった。初勝利は同年3月14日、中山競馬第2競走で、タイキコンコルドに騎乗してのものであった。その年は6月に左足を骨折し、それによる1ヶ月の休養があったものの37勝を挙げ、JRA賞(最多勝利新人騎手)を獲得した。

 デビュー翌年の2000年1月30日、東京競馬場での東京新聞杯を単勝7番人気のダイワカーリアンで制して重賞初勝利。その後もこの年から38勝→54勝→41勝→78勝→65勝→59勝と堅実に勝ち星を挙げ、関東リーディングの上位に名を連ねる。

 所属の藤沢和雄厩舎はGTによく管理馬を送り出すが、北村が騎乗していた馬がGT出走になると他のリーディング上位の騎手や外国人騎手に乗り替わりというパターンが多かった。しかし、岡部幸雄が2005年に引退して以降は実力のある馬の騎乗が回ってきている。また、藤沢も2006年からは「日本人騎手育成のためにオリビエ・ペリエ、ケント・デザーモなどの外国人騎手に依頼せずに(自身の厩舎に所属する騎手を中心とした)日本人騎手に依頼する」と宣言しているため、更に有力馬への騎乗機会が増えている。

 ダンスインザムードに騎乗した2005年の天皇賞(秋)では、それまで不振に陥っていた同馬を、前年に2着したときと同じような先行3番手という競馬を試みた結果、僅差の3着に粘らせ復活させた。さらに2006年のヴィクトリアマイルでは同馬を桜花賞以来2年ぶりの勝利に導き、自身初のGTタイトルを獲得。同時にヴィクトリアマイルの初代優勝騎手となった。(これが唯一のGT制覇)

 そのヴィクトリアマイルの8日後には、東西騎手対抗サッカー大会に参加。この場でも、東軍(Jスマイル)を勝利へと導き、MVPに選ばれるという活躍を見せた。

 2007年9月、通算500勝を達成。

 2008年、アメリカ合衆国へ遠征していた自厩舎のカジノドライヴのピーターパンステークスへ向けての調教を行うためのパートナーとして渡米し、5月7日の追い切り後に帰国した。その帰国直後の5月11日に京都競馬場で行われた第12競走でジェイケイボストンに騎乗し、最後の直線で前の馬と触れてつまずいたことにより落馬し、その後左前腕部骨折、左大腿部挫創と診断された。なおジェイケイボストンの落馬直後にはコンゴウダイオーと鞍上の武英智(北村と同期でもある)が接触し、後者も落馬するという大きな落馬事故となっている。そして療養中には普段できないことをしたいということからフランスへ競馬研修を行うなどした。傷が癒えて8月21日より調教に復帰し、9月13日より実戦復帰を果たし、復帰初日に勝利を挙げている。そして復帰2週目の9月21日には2頭落馬というアクシデントの中、セントライト記念をダイワワイルドボアで勝ち、2008年初重賞勝ちを記録した。

 2011年1月1日付けで、それまで所属していた藤沢厩舎を離れてフリーとなった。

 2014年3月1日、中山4Rをファンシーミューズで勝ちJRA通算1000勝を達成。


 「2011年の1月1日付けで藤沢和雄厩舎から離れてフリーになった。その後も藤沢厩舎で乗っていて、鹿戸雄一、大竹正博、国枝栄といった他のラインが切れずに2010年を上回るペースで勝っている。特に鹿戸厩舎では[4・11・2・21]の連対率.395と優秀な成績で、今後も注目すべきだ。古賀慎明厩舎で主戦をつとめているが、同厩舎は2011年の成績がひと息。ペースが合わないポジショニングをしたり、仕掛けどころがチグハグだったりで安心して見ていられないところがある。そのあたりで藤沢師も主戦を任し切れなかったのだろう。2011年の1番人気馬での成績は[11・8・4・15]の勝率.289、連対率.500。単勝6350円、2640円、3350円、2650円などの穴があり、単勝平均配当は998円、回収率は87パーセントと高めの数字になっている。コース別や芝・ダート別、距離別で目立った偏りは見られない。エージェントを担当する専門誌のベテラントラックマンの影響力が弱くなっている気もするが、フリーになったことで人脈が広がる可能性がある。2010年の5月に的場均厩舎の所属馬で単勝19390円の超大穴を出している。論理的で勉強家。コメントは的確でダメと思っている時はニュアンスで伝わってくる。感覚派ではなく、2度、3度騎乗して肌で覚えてからの方が狙いやすい。」(2011年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)
 ほっさん愛馬での成績 (6戦0勝)

 2006年10月28日 マドリードシチー  3歳未勝利  東京芝2000m    7着/12番人気
 2008年 3月15日 ギムレットシチー  3歳未勝利  中山芝2000m   8着/4番人気
 2009年 8月 9日 シャンスイ      500万下  新潟ダ1200m    11着/11番人気
 2011年10月 8日 アフロディーテ   500万下  東京芝1600m     5着/4番人気
 2012年 1月28日 フランベルジェ   3歳500万下 東京ダ1600m   13着/13番人気
 2013年11月 2日 バウンスシャッセ アルテミスS 重賞 東京芝1600m 10着/10番人気
 

2013年5月19日 東京10R フリーウェイSでプリンセスメモリーに騎乗する北村宏司騎手。(5番人気14着)。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ショウナンパンドラは一戦毎の馬体減だが、この中間はしっかりと攻めを積めているし、初めての長距離輸送さえクリアできれば、ここでは瞬発力上位と見て、中心に推す。相手筆頭はクリスマスだが、阪神JFは怪我の功名的な追い込み。コーナー4つの中山で、折り合って上手に走れるかどうか。そこがポイント。バウンスシャッセの前走は同じ平均ペースの前日の中山金杯と0秒7差。出色の好タイムで、勝ち方も強かった。牝馬同士なら重賞レベル。パシフィックギャルは大型牝馬の脚部不安明け。今回は一枚割り引いた。マイネグレヴィル、ニシノアカツキ以下、印は薄くても、みんな単式圏。」


短評は「伏兵多し」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
ホクラニミサ
チョコレートバイン
ショウナンパンドラ △△
ニシノアカツキ
バウンスシャッセ △△ △△
ディルガ
マイネグレヴィル
クリスマス
マローブルー
パシフィックギャル △△
ヴィータアレグリア
スマイルシャワー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ショウナンパンドラ 5.0
ニシノアカツキ 5.2
クリスマス 5.9
マイネグレヴィル 6.7
バウンスシャッセ 7.2
ホクラニミサ 9.8
チョコレートバイン 13.0
パシフィックギャル 14.9
ディルガ 16.9
以下21倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
バウンスシャッセ 91 75 91
ショウナンパンドラ 87 68 76 87
ニシノアカツキ 87 68 83 87
クリスマス 91 91 78 90
マイネグレヴィル 90 78 83 90
ホクラニミサ 76 73 76 74



推理のキー

《この距離なら》
(7)バウンスシャッセは牡馬相手の寒竹賞を快勝。時計も速かった。アルテミスSのマイルは忙し過ぎた印象だし、当時から1Fでも延びれば重賞でも十分戦える。(3)(5)を相手に(9)(10)(4)(8)に注意。(平本 弘)



有力馬のポイント

3番チョコレートバイン
 兄姉が皆活躍馬。自身、2戦目のエルフィンSで3着だから、能力の高さは示している。良馬場の方がいいが、上昇度に注意。

5番ショウナンパンドラ
 いきなりのオープン挑戦、初距離のエルフィンSで2着。センスがいいし、確実に末脚を伸ばしてくる。使い減りの傾向だが、レース間を開き、攻めは入念。輸送で極端に体が減らない限り、力は出せそうだ。ディープインパクト産駒で母系も優秀。クラシックに乗れる器。

6番ニシノアカツキ
 フェアリーSのクビ差2着に続き、クイーンCで3着。末脚に安定感を増している。1800メートルで凡走した当時は休み明け。血統面からも距離延長に問題はないはず。

7番バウンスシャッセ
 新馬勝ちのあと精彩を欠いていたが、前走の寒竹賞はひと味違った。前日の中山金杯が2分0秒1だから3歳戦としてはかなり優秀な勝ち時計。距離が延びたことでスムーズに流れに乗れたことが大きかった。1800メートルあればレースはしやすいだろう。牝馬同士なら重賞でも。


9番マイネグレヴィル
 牡馬相手の京成杯5着は立派。札幌2歳S2着時には後続に7馬身差をつけ、底力は相当。道悪が残るようなら渋太さを警戒。

10番クリスマス
 函館2歳Sを勝ち、暮れの阪神JF4着。その前走は後手に回りながらレース最速上がりで追い上げた。脚質に幅を増し、更に距離が延びても問題ないだろう。ひと息入れて馬体回復を見込めるし、追い切りの動きもいい。力を信頼。

12番マローブルー
 新馬は勝てなかったが、前走の末脚は鮮やかだった。馬体が絞れたことで鋭さを増した。一挙の相手強化でも流れが向けば。

13番パシフィックギャル
 2勝目が案外遠いが、常に上位争いし、中山でも1800メートルの距離でも良績を残している。大型牝馬でレース間が開いている分は割引でも大崩れは考えづらい。


デイリー馬三郎

本紙の見解

「エルフィンSでは勝ち馬のマイペースに屈した◎ショウナンパンドラだが、荒れ馬場に加えて前残りの展開を唯一猛然と追い込んで0秒3差。非凡な決め手を証明し、相当のセンスを感じさせた。馬格から詰めて使えないタイプだけに、前走後はここを目標にしっかりと調整してきた。輸送さえ無事にクリアすれば勝ち負けできる素材だ。
 ○チョコレートバインは京都で初陣を飾り、続く2戦目も◎に次ぐB着に好走した。キャリアが浅いなかで2度の長距離輸送を伴ってのものだけに価値は高い。臨戦過程は今回の方が上で、まだ上積みも十分にある。展開次第では逆転も。
 ▲クリスマスは初のコーナー4つの形態でより折り合い面が鍵だが、前走の切れは秀逸。実績から侮れない。〈石堂〉」

◎ ショウナンパンドラ
○ チョコレートバイン
▲ クリスマス
× マローブルー
☆ パシフィックギャル
△ ニシノアカツキ
△ バウンスシャッセ




バウンスシャッセは全13記者中 ◎(本命)印 3記者、▲(3番手評価) 2記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 5記者、無印 2記者


弥永明郎     極−KIWAME−

昨年の後半から中山の芝は高速馬場とは決別し、全体的に緩くなった。結果、少なからずパワーが求められ、瞬発力よりはジリジリ脚を伸ばす性質の馬に軍配が上がっている。◎バウンスシャッセが楽に差し切った寒竹賞は、牡馬相手の好メンバーで時計も優秀。平均的に同じラップで走り抜いたように、他馬が消耗する馬場を味方にできる、典型的なワンペース型の走りをする。先行馬が有利で、瞬発力勝負になりにくい千八でさらに優位に立つ。
 ○ニシノアカツキも似通った性質。状態面も完璧だが、後方からしか策がないだけに、どうしても展開の助けが必要になる。▲マイネグレヴィルはこれまで戦ってきたレースの質からすれば、ここなら上位に加われる。×クリスマスは千八、イレ込み等々で取捨が難しい。それでも阪神JFの脚は迫力があった。押さえには必要。


長谷川仁志     解―KAI―

もちろん競馬は時計が全てではないが、◎バウンスシャッセの前走の2分0秒8は3歳1月の500万下としては破格。前日の中山金杯と0秒7差で、ほぼ同じ馬場差、同じ流れの京成杯を0秒3上回る。ただ、上位馬が次走でことごとく敗走。このあたりが時計だけでは…としたゆえんだが、これらには間隔、距離など特定できる敗因があった。少なくとも同じ中山、距離も1F短いだけ。加えて、ここ一本の使い方。勝ち馬は別と考えたい。思うに完勝した新馬戦のA着がアネモネS勝ちのペイシャフェリス。C着サトノロブロイも2勝馬。札幌2歳S→アルテミスSを馬場とその大敗の反動と断定すれば牝馬戦線の核となって不思議ない。
 クリスマスは距離とコースが、ショウナンパンドラは体重が減少傾向で輸送が心配。相手にはマイネグレヴィルを取りたい。牡馬相手の札幌2歳SA着、京成杯D着は勝負強さの証明だろう。


スピード指数コラム

◎バウンスシャッセは札幌2歳S、アルテミスSと重賞に挑戦してともに2桁着順の大敗も、自己条件に戻って中山の寒竹賞を快勝した。時計だけを見るとさほどではないが、例年のクラシックのSP指数を上回る534を、余裕たっぷりの内容でマークしている。軽くスピード重視の東京よりパワー重視の中山が合うようだ。

自信度A
◎バウンスシャッセ SP534
○マイネオーラム SP491
▲マイネグレヴィル SP486
×クリスマス SP481
☆ディルガ SP 436
△スマイルシャワー
△ヴィータアレグリア


JRA−HP

バウンスシャッセ

「前走の500万下・寒竹賞(中山・芝2000m)は、牡馬を相手に好タイム(2分00秒8)で快勝。オークスが楽しみになる内容で勝ってくれたので、収穫の大きな一戦だったと思います。そのあとは、予定どおりに放牧へ出して英気を養いました。休む前よりも心身ともに成長した感じがしますよ。3走前の札幌2歳S(函館・芝1800mで開催、14着)は極端な道悪馬場(不良)で、前々走のアルテミスS(10着)は狭いスペースに入って窮屈な競馬になりましたからね。重賞の2戦はともにはっきりした敗因があるので、悲観はしていません。今回は2か月半ぶりの実戦になりますが、(美浦トレーニング・センターの)坂路を中心に十分乗り込んできましたので、いきなり力を出せるのではないでしょうか」と、厩舎スタッフの期待は高まってきた。牝馬とは思えぬ雄大な馬体から繰り出すフットワークは迫力十分。ここは重賞初制覇のチャンスだ。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

バウンスシャッセ(1着)

 「以前乗ったことのあるジョッキーから狭いところに入ると怖がると聞いていたのでその点を気をつけて乗っていました。距離を延ばしたことで道中も息を入れながら走ってくれました。快勝でしたね。」(グレゴリー・ブノワ騎手騎手・競馬ブック)

 「狭いところに入ると気にすると聞いていたので、外に進路を取った。距離が延びてうまく息も入ったし、完勝でした。」(グレゴリー・ブノワ騎手・デイリー馬三郎)

 「これまでに乗った騎手や藤沢調教師から、狭いところに入れると怖がると聞いていたので、その点は気をつけて乗りました。多少レース中にそのような面を見せましたが、距離が長くなってゆったりと走れました。適性が生きたのではないでしょうか。能力がある馬です」(グレゴリー・ブノワ騎手・ラジオNIKKEI)

 「ありがとうございました。強いところではなかったのですが、直前の軽めの調教のときに跨がらせていただいていましたし、ある程度の特徴は掴んで臨むことができました。とても乗りやすくていい走りをしてくれましたね。あとはやはりゆったり運べるこの条件の適性もあったということなのでしょう。怖がりなところがあっていくらか気にする面はまだありますが、経験を積んでさらに良くなっていってほしいですね」(グレゴリー・ブノワ騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「ありがとうございました。じっくり乗り込んできていい状態で臨めましたし、距離を延ばした今回巻き返してくれないかと期待して送り出しました。流れに乗っていましたし、いいリズムで走れていましたね。前回はまわりに気をつかって余裕もない感じになってしまっていたし、今後は中距離をメインに考えていきたいです。おそらくひと息入れて春を目指すことになるでしょう」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「好位から。道中は馬込みに入れて我慢。4角でうまく捌いて、直線の入り口で2番手に浮上。ラスト100メートル付近で先に抜け出していた2着馬を差し切った。」(競馬ブック)

 「中山9Rでは3歳馬13頭が激突した「寒竹賞」。牝馬バウンスシャッセと良血牡馬ホルボッシュが1、2着で、藤沢和雄厩舎が上位を独占。5年ぶり全国リーディングへ、最高のスタートを切った。
 05年オークス馬シーザリオも飛躍の舞台とした登竜門で名門が底力を見せつけた。牝馬バウンスシャッセと08年秋華賞馬ブラックエンブレムの弟・ホルボッシュの藤沢和厩舎ワンツー。3カ月半後には皐月賞が行われる舞台で期待の若駒が躍った。
 バウンスシャッセのストライドは迫力に満ちていた。外の5番手から徐々に差を詰める。直線坂上、逃げ粘るホルボッシュを1馬身半突き放した。前走・アルテミスS(10着)とは別馬のような反応の良さで牡馬をなで斬りだ。「狭いところに入ると怖がるので気をつけてと言われた。距離が(2F)延びたのもプラスだった」。ブノワは勝因を語った。
 検量室でVTRを何度も見直した藤沢和師はこう話した。「この馬は臆病なんだ。前走も馬群に囲まれて怖がっていた。だからブノワには(馬群の)外に出してもらった」。1、2着を決めたばかりとは思えない厳しい顔で振り返った。「ゼンノロブロイの子らしい距離適性を示した。桜花賞を目指す?いや、もっと長い距離だ」。次走は未定だが、最終的に目指す先は桜咲く仁川でなくオークス(5月25日、東京)だ。
 5年ぶり全国リーディング奪還へ絶好の船出。実は同厩舎、故障のリスクが大きい厳寒期の1〜2月は冬ごもりするように長く出走を手控えてきた。その間、勝利数で関西の有力厩舎に水をあけられ、この4年はリーディングを逸してきた。新年は大胆に方針転換だ。「今年は年頭からいくぞ。この冬の中山は馬場が軟らかいから馬が傷まない。使わない手はない」(同師)。今月末には同じゼンノロブロイ産駒の大物3歳牝馬レッドシェリールも中山でデビュー予定。新春競馬での1、2着独占はリーディング奪回へのゴングだ。」(スボニチアネックス)

●各陣営のコメント

バウンスシャッセ

 「速い流れを楽に追走し、ゴール前では遊ぶ余裕があったほど。気性も成長しているし、重賞とはいえ、牝馬同士なら見劣らない。」(津曲助手・デイリー馬三郎)

 「前走は男馬相手に強い競馬で勝ってくれました。抜け出す時の脚も速かったし、ゴール前では遊ぶ余裕さえありました。短期放牧空けですが、帰厩後は古馬と併せる調教でしっかり乗り込んでいます。ここも楽しみです。」(津曲助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 3月18日 当サイト 独り言のコーナーより


 バウンスシャッセは前走の内容やコース相性からは実力はメンバー中1番だと思いますが、如何せん重賞では2度大敗していること、寒竹賞の他のメンバーがその後至る所で大敗を繰り返していることなどから◎もあれば△もあると言った”アテにし辛い馬”と言った感じです。

 ただ、過去勝った2走は1か月前から入厩して入念に乗り込まれていました。今回も同様の調整方法で、あたかもGTに出走する馬のような本気仕上げです。

 確かに今年は例年になく相手は強いですが、私は勝ち負けしてくれると思っています。


 ただ、フラワーカップは以前3番人気で17着と大敗している縁起の悪ーーーーいレースです。あのときは震災の影響で急遽阪神でしたからフルゲート18頭ですが、今回は中山でフルゲート16頭です。

前よりも着が悪くなることはないのさ

 逆にアフロディーテの”フラワーカップ17着”はもう、マネをしたくても出来ない記録なのだ!!ぐふっ。

 とにかく3番人気だけは縁起が悪い。億単位のお金をつぎ込んででも人気を操作しなければ・・・。鞍上のヒロシくんも案外重賞は最近勝ってないんだよなぁ〜ブツクサ



以下は 3月20日 当サイト 独り言のコーナーより


 バウンスシャッセは2勝馬でしかも前走内容が強烈だった割に断トツの1番人気ではなくケーシーされているようですが、そんなの未勝利戦を勝ったばかりの馬達とは格が違うってもんですよ。

 重賞ウィナーの季節外れのクリスマスは距離がどうせ持たないでしょう。過去実績からも短距離から駒を進めてきて芝1800mの重賞フラワーカップを勝った馬などほとんど見当たりません。

 逆にバウンスシャッセもアルテミスSの芝1600mで忙しかったように前走よりも距離が短縮されるのは良くないですが、大敗したアルテミスSとは調教過程が違います。騎手はその時と同じですが(>_<)。そしてロブロイ産で成長も窺えます。

 なんだかんだと言ってもエスポワールシチー以外の馬では重賞はステップシチーの5着が最高と力及ばない我が軍ですが(エスポ以外に重賞で3番人気という馬は過去にいたが、明日のレース終了までそのことには触れないように)、明日は勝ち負け出来そうな気がします。


 なお、先週も1番人気馬を擁して大きなことを言いつつ大敗した私です。馬券はくれぐれも自己責任でお願いします。


 明日は仕事です。こんな大事な1戦を中継で見られずにレース後に皆様よりも遅れて結果を知ることになるのですが、楽しみですね。

これ以降は2014年3月24日に作成

●パドック

 馬体重は前走プラス6キロの516キロ。パドックでは前進気勢を見せていい雰囲気でした。そもそも私は生でバウンスシャッセを見たことがないので、あまり比較できません。

●レース 

 バウンスシャッセはスタート直後に隣(8番)のディルガと接触し不利を受けます。しかし二の脚が速くすぐに先団に取り付きます。結局4番手の絶好位のインで進みます。

 道中はガッチリと折り合い、終始楽な手応えで距離ロスなく最内を回って来て脚を溜めます。あとは直線で出るところさえあればと思いましたが、直線コースに入ってすぐにハシフィックギャルのシュタルケ騎手に内に斜行され前をカットされます。しかし、すぐに前が開くと素晴らしい伸び脚で一気に先頭に。そこからは突き放す一方で、最後は流す余裕を見せ優勝!!見事に重賞を勝ってくれました。

●エスポワールシチー以外の愛馬で初の重賞制覇!!

 私は1口馬主を初めて10年。エスポワールシチーという名馬に巡り会えて中央のGT2勝(ジャパンカップダート、フェブラリーステークス)をはじめ、数多くのGTや重賞のタイトルを手にしてきました。

 しかし、それ以外の愛馬ではGTどころか重賞でも5着が最高(フロアクラフトのオークスGTとステップシチーの小倉記念GV)。過去には重賞で3番人気というのがありましたが(フラワーカップのアフロディーテ)、17着に敗れています。

 特に相馬眼の肥えた方の多くいらっしゃるキャロットクラブではクリンゲルベルガーの2勝が最高で、それ以上の戦績を残せる馬がおらず、永く苦しい時を過ごしていました。

 しかし、昨年末のいよいよ総大将のエスポワールシチーが引退というときに、愛馬フロアクラフトが1000万特別を勝ち見事に3勝目を挙げてくれました。更に今年に入り、新馬勝ち以降500万クラスの脱出に17戦も要したマデイラが2勝目を挙げると僅か3戦目にして3勝目を挙げ準オープン入り。ようやくキャロットクラブの愛馬も軌道に乗ってきたと感じていました。

 そんな流れで、今回バウンスシャッセが見事中央のしかも芝の重賞を制覇!!エスポワールシチーが引退して僅か3か月にして重賞ウィナーが登場してくれるなんて出来過ぎです。嬉しいですね。

●これで母リッチダンサーの日本での3頭の出走馬はすべて獲得した本賞金が5000万円を超す!!

 今回も安価な馬で重賞を勝てたことがまた嬉しいですね。例えば1億円を超えるような馬なら重賞で3400万円くらいを稼いでもたいした喜びはないかも知れませんが、募集総額1800万円の馬で稼ぐ3400万円の賞金は格別です。この当たった感がたまりません。

 それにしてもホーカーテンペストの馬体の凄さに驚愕し、その母リッチダンサーの子が比較的安いということもあり2世代連続で購入に至りましたが、母リッチダンサーの仔出しは凄すぎますね。


 日本での持ち込み第1号のホーカーテンペストが4勝で本賞金6607万円。

 日本での2番仔フロアクラフトが3勝にGT5着で本賞金5090万円。

 そして3番仔のバウンスシャッセが今回で3勝に本賞金5080万円です。



 出走している3頭とも5000万円を超える賞金(しかも本賞金のみ)を獲得しています。

 一時アドマイヤセラヴィの仔出しが2勝馬ばかりで惹かれていましたが、なんのなんのこちらはそれをはるかに上回ります。

 私としては、もうリッチダンサーの子は高すぎて、またそろそろ高齢が心配で買えませんが、フロアクラフトとバウンスシャッセの子が楽しみで期待しています。バウンスシャッセの子は重賞ウィナーの子ですから、高いんでしょうね。それでもこれは母馬優先権でしっかりと確保するつもりです。


 上記3頭はまだいずれも現役です。ここからどれだけ獲得本賞金を伸ばすのか兄のホーカーテンペストも含めて楽しみです。

●ほっさん軍団、早くも本年4勝目!!

 昨年に続き年間10勝を目指す安価な集団の我が軍団は、昨年は最終的に9勝を挙げたものの、1月に1勝してから2勝目はななんと8月でした(T_T)。それが今年はもう3月途中で4勝!!2月と同じく貯金”1”がある状態をキープしています。

 ただ、バウンスシャッセとマデイラの2頭がそれぞれ2勝でその他の馬は勝ち負けに絡んでおりません。他馬にも頑張って欲しいですね。それにしても年初はこの2頭が2つ勝っているなんて思いもしませんでしたね。嬉しい誤算です。

●時計の評価

 今回のバウンスシャッセの走破時計は1分51秒3良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分48秒4ですから相当遅いのですが、向かい風が強かったことを考えると仕方のない部分はあります。これでもまだバウンスシャッセは余裕がありましたし、勝ち馬に時計の遅さはあまり関係ないですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

バウンスシャッセ(1着)

 「直線抜け出すとフワッとしましたが、余力がありました。折り合いのつく馬ですし、1800mですからある程度の位置につけていきました。3〜4コーナーの馬場の悪いところもうまくこなしてくれましたし、直線は進路があれば伸びそうな感じでした。アルテミスSで乗ったときは距離が忙しかったのかと思います。今日は十分いい手応えでした。距離は延びても大丈夫だと思いますし、まだまだ伸びしろのある馬なので楽しみです」(北村宏司騎手・ラジオNIKKEI)

 「前回の競馬が強かったですし、調教もいい内容でした。スタートもよくなり、上手な競馬をしていました。体が大きくなり、たくましくなりましたね。距離は長いほうがいいタイプで、桜花賞向きではありません。まだオークスまで時間がありますから、間に皐月賞を挟むかどうか検討します」(藤沢和雄調教師・ラジオNIKKEI)

 「折り合いはつく馬ですし、1800メートルだったので、ある程度前でレースをしようと思っていました。いい位置につけられましたし、馬場の荒れた3〜4角も上手に走ってくれました。抜け出してからは気を抜いていたようにまだ余裕がありました。以前は馬を気にしたりしていましたが、競馬に慣れてきてしっかり走れるようになりましたね。距離が延びても大丈夫ですし、まだまだ伸びしろを持っている馬なので、これからいろんな可能性があると思います。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

 「抜け出してからフワッとしたけど、最後まで余力はありました。3、4角の荒れ馬場もうまくこなしてくれたので、あとは進路ができればという感じでした」(騎手・デイリー馬三郎)

 「スタートは出てくれましたし、道中は好位につけてリズム良く運べたと思います。これからと言うタイミングでちょっと狭くなって怯んでしまったのですが、上手くスペースを突いてからはグングン加速してくれました。ここのところキャロットさんの馬でなかなか結果を残せていなかったので今日こそはと思っていたのですが、この馬で、しかも重賞で結果を出せてうれしいです。競馬で跨がらせてもらったのは府中のマイル戦ぶりだったのですが、これくらいの距離があったほうが流れに乗りやすかったですし、馬が自信をもって走っているように感じました。今日は本当にありがとうございます」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「いや〜良かった。ちょっと怯んだところはあったけど終いはしっかりとしていたし、強かったな。ロブロイの仔だしな。うん。まずはレース後の状態をしっかり確認してからになるだろうけど、中山で続けていい競馬をしているし、距離的にも良さそうだね。牡馬との戦いとなればもちろん簡単ではないけど、オーナーサイドともいろいろ相談して最終的に決めたいですね」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)

マイネグレヴィル(2着同着)

 「このような持続力を生かせるレースのほうが持ち味が出ます。うまくいったのですが、勝った馬の力が違いました。雨が降って、もっと馬場が渋るといいのですが、馬場が乾いてしまいました。馬はがんばってくれたと思います」(柴田大知騎手・ラジオNIKKEI)

●専門誌のレース評価

バウンスシャッセ(1着)

 「仕上がり上々。好馬体。他馬と接触し、スタートはあまり良くなかったが、促しつつ先行集団のインを確保し、道中は上手な立ち回り。直線入り口で狭くなり仕掛けを待ちさせる場面はあったが、ほどなくして進路が開くと、瞬時に反応し一気に突き抜けた」(競馬ブック)

 「落ち着き十分。二の脚を利かせて好位をキープし、終始内々で流れに乗る。直線坂下で一瞬前が狭くなったが、残り1ハロンで間を割って楽々と抜け出す。パワー型で、スタミナも十分。今回のような馬場も合っている。」(ギャロップ)
競馬ブック アラカルト

【単勝3番人気】
2010年(オウケンサクラ)に続く通算5勝目。
【最高馬体重での優勝】
バウンスシャッセの馬体重516Kは1993年ホクトベガの492Kを上回り、優勝馬の最高馬体重記録となった。
A北村宏司騎手
本レースは初勝利。JRA重賞はダイヤモンドS(フェイムゲーム)に続く本年2勝目で通算23勝目。
B藤沢和雄師
本レースは2004年(ダンスインザムード)に続く2勝目。JRA重賞は2013年関屋記念(レッドスパーダ)に続く通算88勝目。
Cゼンノロブロイ産駒
本レースは初勝利。JRA重賞は2013年新潟記念(コスモネモシン)に続く通算10勝目。

観戦記 吉岡哲哉

 9Rの古1000万特別がHペースで1分35秒2。先週同様、芝は良の水準よりも約1秒かかる馬場。砂埃が舞うインコースだが、見た目ほどは悪くない。フラワーCはSに近いMペースで、先行馬&イン有利で説明できる。最も割を食ったのは後方から外を回った追い込み馬。
  ショウナンパンドラは馬体減りに歯止めはかかったが、細身は細身。馬場も展開も不向きだったとはいえ、直線の伸びは期待外れ。過大評価だった。クリスマスもあの位置ではお手上げだったが、こちらは大外から一瞬の脚を披露。最後は止まったが、出遅れて怪我の功名的に追い込んだ阪神JF4着とは違って、見事に脚質転換に成功。ただ、距離の上限はマイルまでか。
  勝ったバウンスシャッセは前走の寒竹賞が出色の好タイム。勝ち方も桁違いに強く、このペースで2馬身差は圧勝と言っていい。寒竹賞→フラワーC連勝は05年のシーザリオと同じ。いかにもオークス向きのタイプ。
  マイネグレヴィル、パシフィックギャルは先行流れ込み。瞬発力に欠け、こちらも長丁場向き。



血統編 水野隆弘

 フラワーCに勝ったバウンスシャッセはゼンノロブロイ産駒。ゼンノロブロイはこの3歳の世代別種牡馬ランキングでディープインパクト、キングカメハメハに続く3位につけている。現3歳は初年度産駒の活躍を受けて254頭の牝馬に種付けした最人気世代だけに、期待に応える重賞勝ちだった。母リッチダンサーは英で6戦未勝利だが、産駒スタッブスアートは2008年の英2000ギニー、愛2000ギニーの2着馬、ホーカーテンペストは韓国馬事会杯など4勝、フロアクラフトはスイートピーS2着のほか3勝とそれぞれ活躍している。母の父ホーリングはエクリプスSと英インターナショナルSに2回ずつ勝った名馬。その父ダイイシスは名種牡馬クリスの全弟だが、瞬発力で兄に優る印象があり、ホーリングも切れ味優れた名中距離馬だった。フェアリーキング産駒の祖母フェアリーフライトには英G2チャレンジSのジャストジェームズがおり、3代母ライジングタイドは懐かしいレッドアラート産駒。西山牧場で供用されたレッドアラートは輸入されてから2世代(と3世代目に2頭)、全部で50頭程度の産駒を残しただけで急逝したが、そのなかからダイヤモンドSのドルサスポート、メトロポリタンSのニシノエイカン、セントライト記念2着のセントナダラなど多くの活躍馬を送った。父がミスタープロスペクター×バックパサーのマイニングの娘の産駒という点は、スタッブスアートの父ホークウイングがやはりミスタープロスペクター×バックパサーのウッドマン直仔だったことに通じるもので、ミスタープロスペクターとノーザンダンサーの米国血脈を柱に欧州血脈で周辺を埋め、それをサンデーサイレンスで仕上げたより日本向きのパターン。

●気になる賞金は

 本賞金が3400万円。付加賞が58万8千円。特別出走手当が42万7千円。合計35015000円。1口で割りますと約6万円程度になると思われます。

 他にもキャロットクラブは副賞も分配してくれますし、楽しみですね。

●今後の展望

 やはり私がレース前に書いていたように皐月賞のようです。牡馬との1戦ですが、ローテ的にも実績の残している中山の中距離ということからもこれがベストな選択でしょう。今回の時計が遅いですし、人気にはならないでしょうが、私は色気を持っています。それほどここ2戦の内容は強いですし中山巧者です。

 問題は皐月賞で好走した時に、オークスではなくてダービーという選択肢になるのかどうかですね。

●最後に

 見事にエスポワールシチー以外の愛馬で重賞を勝つことが出来ました!!

 そして入会後しばらく活躍馬が出なかったキャロットクラブでの活躍馬の発掘は本当に嬉しいですね。


まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の重賞制覇おめでとうございます。そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただき本当にありがとうございました。


 ここ数年はエスポ引退後の後継馬探しに必至だった私ですが、昨年のエスポ引退後にキャロ愛馬が爆発!!

 今は重賞ウィナーのバウンスシャッセに準オープンのフロアクラフトとマデイラという申し分のないラインナップになりました。

 しかも、これら全馬募集総額1800万円の比較的安価な馬。獲得賞金が10億円を超えたエスポワールシチーの募集価格が1200万円だったというのは有名な話ですが、私のところはこれらの安価な馬が頑張ってくれています。今回も安価な馬で重賞を勝てたことがまた嬉しいですね。


 それにしても、スタート直後に隣(8番)の馬にぶつけられ、直線では我がコーガク馬ジェットブラックを全く伸ばせなかったシュタルケに内に寄られて詰まる不利を受け、いつ走るのをやめちゃうかドキドキしながら事後に動画で確認していましたが、前が開いてからの伸びは別格でしたね。

 そして最後は流す余裕!!

 やはり力をつけていますし、1か月間在厩でビッシリと乗り込まれる方が良いようです。過去2戦、勝った時がそういうやり方でしたから、今回もそうするという陣営のやり方には納得できますし、大満足です。

 そして、私は前走直後からフラワーカップと言ってきましたが、中山であれだけの素晴らしい競馬をしたのだから中山の重賞に走らせるという考えも強く同意できますし、やはり藤沢和雄先生は良いですね。

 私が次は皐月賞とずっと言ってきたように距離に不安のある桜花賞よりもローテに余裕があり得意の中山である皐月賞の方が良いと思ってきましたが、やはり藤沢和雄先生も同じお考えのようです。

 藤沢和雄先生はそういう馬本位でレースを選んでくれますし、やはり素晴らしい先生ですね。以前から大ファンでしたが、ますます好きになりますね。

 今回もこれで負けても納得ができますし、次走の皐月賞も牡馬相手に通用しなくても何も思いません。ベストを尽くして負けるのは清々しいばかりです。


 何よりもまずは早々にフラワーカップに目標を定めて、しっかりと調整してきちんと出走させていただいたことを感謝したいです。

 なかなか調整が上手く行かなかったり、いい状態で出せなかったりということは少なくないですからね。

 また直前で感冒や除外と言ったこともなくきちんとゲートインさせてくれます。このクラスになると出馬確定までがドキドキするんですよね。ちゃんと愛馬の名前が確定表にあるのか。

 私は過去に出走予定のステップシチーが確定表になく目の前が真っ暗になったことがあります。きちんと定めたレースに出走させるだけでも簡単なことではありません。


 今回は大ベテランの横山義行騎手がずっとつきっきりで調教をつけてくださっていました。これにも本当に感謝ですね。以前の岡部幸雄騎手が居た当時の藤沢和雄厩舎を思い出しますね。


 それにしても、反対にいつも思い出すのがハルシュタットです。福島ダート1150mであれだけ強かったのに以降1度もそこに出して貰えない。きちんと調整して福島で負けても何も思わないのですが、わざわざ福島開催の直前新潟最終週に出走させて大敗で福島除外が2年連続ですからねぇ。

 結局、いろんな要素はありますが、良い厩舎というのはベストを尽くしてくれるところだと思います。


 それにしてもキミノナハセンターやコディーノ弟など、バウンスシャッセ以外にも有力馬がたくさんいる名門・藤沢和雄厩舎で今のところ3歳牝馬では最も有力な馬がバウンスシャッセのような気がしますし、それって物凄いことだと思います。


 正直、今回も3番人気でしたし、多少嫌な予感もしたのですが、アフロディーテの大敗もこれで心底笑って話せますし、本当にいい1日でした。

 私にしては珍しく単複を買い込んでいたこともまた幸せでした。


 次走は皐月賞ということでメンバー的には次のように予想されます。

トゥザワールド   弥生賞1着
ワンアンドオンリー 弥生賞2着
アデイインザライフ 弥生賞3着
ロサギカンティア  スプリングS 1着
アジアエクスプレス スプリングS 2着
クラリティシチー  スプリングS 3着
アドマイヤデウス  若葉賞 1着
ウインフルブルーム 若葉賞 2着

以上 優先出走権を持つ馬

イスラボニータ   5200万円
タガノグランパ   3500万円
トーセンスターダム 3000万円
バウンスシャッセ  2600万円
バンドワゴン    1650万円
キングオブザサン  1650万円
スズカデヴィアス  1350万円
アポロスターズ   1150万円
エアアンセム    1150万円
ベルキャニオン   1150万円

以上 賞金順

赤字は当板の注目馬。



 バウンスシャッセは2600万円の賞金がありますから、出走は確実です。今年の3歳は牝馬が強いと言われてきましたが、牡馬クラシック第1戦の皐月賞でも500万勝ちの2勝馬(収得賞金900万円)は抽選にもなりません。有力馬が順調で非常にハイレベルな今年のクラシック戦線に我が愛馬が出走できるなんて夢のようです。


 鞍上は藤沢和雄厩舎のもう1頭の皐月賞出走馬ロサギガンティアが元主戦の!?柴田善臣騎手に決定しましたから、バウンスシャッセはヒロシくんが乗ってくれるんでしょうね。中山なら実績断然で今が円熟期のヒロシくんが最高ですね。ただ、GTとなるとダンスインザムードの1勝しかありません。1000勝ジョッキーとしては厳しい言い方ですが、物足りない成績です。これからはこういう大舞台で存在感を見せてくれないと。ということで、見事牝馬で牡馬クラシックを制して見せてくれぃ(笑)。

 牡馬クラシック無冠の藤沢和雄先生、悲願の制覇はなるのでしょうか。私の心配はここで勝つであろうバウンスシャッセ(この件についてのコメント無用 笑)がダービーに行くと言わないかどうかです。今のところオークスの5月24日もダービーの5月31日も私は仕事です。もちろん休暇を出すのですが、どちらも押さえるというのは休暇の無駄遣いになりますし、悩むところです。皐月賞の結果が出るまでわからないでしょうね。ブツクサ。


 皐月賞へはすでに休日を取りましたので当日遠征する予定です。何せ船橋競馬場には3度も行ったことがあるのに中山競馬場に行ったことがないという希有な存在の私です。こうやって牝馬にこだわる限り中山まで行くレースはほとんどないですからねぇ。当日は新幹線で早めに行って(夜行バスは昨年のオークスで懲りました 笑)、グルッと回ってすべてを堪能したいと思っています。私は出走2時間前程からパドックで陣取る人なので、相当早く行かないとすべて回れませんよね(笑)。


 口取りはあえてここをスルーしてオークスにしようか秋華賞にしようかと企んでおります。私はまだバウンスは1度も口取りの権利を請求したことがないので、”初出走の特権”で請求すれば通ると思っています。ただし、皐月賞で通ればあとは”非抽選除外の刑”にされるでしょう。皐月賞はスプリングSの時計を見ていると勝つまではなさそうな気がしますし、個人的に距離がどうかと勝手に思っているハープスターと対戦するオークスの方が確率が高いと思います。いや、それも正直勝つまではと思いますし(バウンスは東京に実績がないので)、それならハープスターが凱旋門に行って留守の秋華賞の方が勝てるチャンスは大きいと思っています。

 ただ、皐月賞で口取りの権利を獲っても、秋華賞ならまた獲れるかも知れません。などといろいろと考えております。

 アフロディーテのフラワーカップの時にクラブに問い合わせた時は口取りは毎回公平な抽選だという回答をいただきましたが、私個人はフロアクラフトやジェットブラックなどの経験から”節”を考慮していると考えますので、こういった難しい選択を迫られることになります(笑)。なんとも贅沢な悩みじゃー。(だれだ、どこに行っても口取りなんか発生しないと心の中で思った奴は!!寒竹賞とフラワーカップの連覇と言えばあの希代の名牝シーザリオと同じなのじゃぞ。カズー先生、アメリカのオークスには行かせないでくれぃ。凱旋門もお断りだぞ)


 そんなこんなで、いろいろと楽しい想像をしてしまうくらい凄い存在になった我が愛馬バウンスシャッセ。もう私はこの重賞ウィナーの子を持ちたくてウズウズしています。とにかく順調に行って欲しいですね。私は以前、子の活躍を期待していた良血馬・アフロディーテ(母レディブロンド)を不慮の事故で亡くしております。今回はとにかく無事に競走生活を終えて、5、6頭の産駒を世に残して欲しいと切に願っております。


 重賞制覇おめでとう、バウンスシャッセ。これからも楽しみにしているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年1月9日立ち上げ 2月20日、23日、26日、28日、3月3日、5日、9日、12日、15日、17日、18日、19日、20日、21日、24日加筆

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バウンスシャッセの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 1月 6日 第4戦 寒竹賞 3歳500万下 中山芝2000m (1着/8番人気)

2013年11月 2日 第3戦 アルテミスステークス 重賞 東京芝1600m (10着/10番人気)

2013年 8月31日 第2戦 札幌2歳S GV 函館芝1800m (14着/5番人気)

2013年 8月 4日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1800m (1着1番人気